MWSを活用した就労アセスメント研修

10月17日~19日、霧の森にて「MWSを活用した就労アセスメント研修」に参加してきました。

埼玉県にあるNPO法人東松山障害者就労支援センターの若尾勝己さんを講師としてお招きし、就労アセスメントについての講義やMWSを使った演習を行いました。

MWSとは幕張版ワークサンプルというもので、OA作業、事務作業、実務作業に大別された13種類によって構成されています。

作業を通した疑似体験や職業上の課題を把握する評価ツールとしてだけでなく、作業遂行力の向上や作業スキルの補完手段の活用に向けた支援ツールとして使うことができます。

今回13種類の作業の中から、プラグタップ組み立て、ナプキン折り、ピッキングを受講者が教示役と対象者役に分かれて、実際に作業を行いました。

研修を通して作業スキルの面だけでなく、個々の認知、思考など情報処理の仕方や特徴などが影響し、スピードや品質、注意力など人によって異なる結果が見えて「全体像」でのアセスメントの視点の重要性を学ぶことが出来ました。

まずは支援者がアセスメントツール体験をし、十分理解しておかなければ正しい評価やツールの活用ができないことが分かったので、スタッフ同士で試行した上で、支援に活かしていきたいです。

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