新居浜商業高校で行われた就労支援ネットワーク会議に所長と主任ワーカーが出席しました。
県教委主導で今年2校の普通高校がモデル校となり、発達障害のある生徒の就労支援について学内の取り組みや事例などが発表されました。
中学校からの引き継ぎのある生徒もいればそうでない生徒もおられる様子で、高校独自に個別の配慮や支援の必要な生徒を把握し、対人関係やコミュニケーションスキルに着目したワークショップ、自己理解の促進、発達障害に関する教職員研修を行っていたりと、熱心な取り組みや現状を改めて知る機会となりました。
川之江高校もモデル校となり、すでにジョブあしすとUMAや就労移行支援との連携が図れており、今後ますますニーズが増えてくることから、他機関同士の連携を改めて確認し、重層的な支援を行えることが期待できます。
すでに全国的に大学での発達障害のある学生の取り組みを耳にすることが多くなっている中、高校でこのような取り組みを始められたことで、幼児期から引き継がれる支援や配慮、積み重ねてきた学習がようやく一貫して生かされる希望を抱きました。
空洞化していた16歳以降の支援に注目です。