ジョブあしすとUMAサロン

第1回4月29日

伊予三島運動公園体育館にて四国中央市体育協会の伊藤さんを講師に招き「健康体操~基礎体力づくり~」という内容で、開催しました。まずはヨガマットの上で、タオルを使いながら腕や肩、首を伸ばすストレッチを行いました。その後ゴムチューブを使って腕や足を鍛える方法を教えて頂いたり、椅子に座ってボールを使いながら腹筋を鍛えたり足の筋力を鍛える方法を教えてもらいました。道具を使うことによって普段使わない場所を動かすことができ、きつい表情を浮かべている人もいましたが、音楽に合わせて楽しく体を動かすことができました。最後は座談会も行い、それぞれのリラックス方法などについてお話しをしてもらいました。参加された方からは「楽しかった」、「普段体を動かさないのでよい運動になった」との感想をいただきました。

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第2回6月18日

障害者支援施設なかまたちにて「発達障害のある方の当事者会ポップコーン」を開催しました。今回は石井俊男さんとライフサポートここはうすの桑原綾子さんに講師にとして来ていただき、「元気力UP!講座」という内容で開催しました。

人間関係やコミュニケーション、自己理解についての講義を石井さんにしていただき、その後は参加者の方の質問に答えて頂いたり、座談会も行いました。座談会では、今後の会のルールや役割についても改めて話し合うことができました。

 

第3回7月30日

「“働く”ことについて考えよう」という内容で開催しました。この会ではジョブあしすとUMAに登録している在職者の方3名に今働いている仕事ついてお話ししていただきました。

製造業、介護業、小売業の違った職種で働く方に来ていただき、就職までの流れや、今の仕事内容、仕事で気を付けていることや、うれしかったこと、悩んだ経験についてお話をしてもらいました。3名の方はそれぞれの働いてきた中で経験してきたことを堂々とお話しし、参加者の皆さんも真剣にお話しを聞いている姿が印象的でした。その後は3つのグループに分かれ座談会を行いました。お話ししていただいた3名の方もそれぞれグループに入って頂いて、仕事のことやプライベートのことを自由にお話ししました。

以前から在職者の方のお話を聞きたいとの要望があり企画したサロンだったので、たくさんの方に参加していただき、「働いている人の話を聞けて参考になった」、「また参加したい」等の感想をいただきました。またこのように登録者の皆さんに意見をいただきながら企画を考えていきたいと思います。

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TTAPを活用した就労アセスメント研修

10月30日に中之庄公民館にてTTAP(ティータップ)を活用した就労アセスメント研修を開催しました。講師は北海道より「石狩市相談支援センターぷろっぷ」センター長 大澤隆則氏、「くしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センターぷれん」センター長 髙谷さふみ氏を招き、講義・演習セットで行いました。

午前中の第1部は髙谷氏より、就労支援機関でのTTAPの活用方法について事業所での取り組みの紹介を交えながらお話いただきました。第2部は大澤氏による講義・演習を行いました。講師の大澤氏演じるアスペルガー症候群のある当事者の情報を見て必要な聞き取り行う演習や、職場アセスメントをまとめる作業を行いました。

午後もフォーマルアセスメントを受ける様子や実習の様子のビデオ見て、ワークシートを使っての職務分析や必要な支援についてグループで話し合い、具体的な支援グッズを作り、ロールプレイを行いました。

参加者の多くがTTAPの実践経験がない方で、新鮮であり戸惑いもありの受講だったと思いますが、講義を聞くだけでなく、グループワークや演習を行うことで、より理解を深めることができたと思います。

TTAPは将来の地域生活移行をスムーズにつなげるための有効なアセスメントであり、支援する年代や所属機関を超えてチームで共有できるツールでもあります。この研修をきっかけにTTAPを共有できる仲間が増えることを期待しています。

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平成27年度高齢・障害者雇用フェスタinえひめ

10月21日にひめぎんホールにて開催された平成27年度高齢・障害者雇用フェスタinえひめに参加してきました。第1部は愛媛県知事や(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構の理事長から優秀勤労障害者や、優良雇用事業所への表彰式がありました。ジョブあしすとUMA登録者の方が(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰の優秀勤労障害者(努力賞)に選ばれ表彰されました。まじめな勤務態度が評価されての受賞でした。緊張していたようですが、堂々と表彰を受ける姿が印象的でした。

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第2部は障害のある方や高齢の方を積極的に雇用している企業の雇用事例の発表がありました。障害のある方の雇用事例ではヘルスキーパーを導入した話を聞くことができました。ヘルスキーパー ( 企業内理療師 ) とは産業・労働衛生分野に理療の技術を活用するもので、理療の国家資格を持つものが、企業等に雇用されその従業員等を対象にしてマッサージ等の施術を行う方の事です。元々働いていた社員の方が視覚障害になったため、新たに部門を立ち上げてヘルスキーパー制度を導入したという話でした。県内の企業の取組みについても知ることができ、参加することができてよかったです。

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9月23日第4回ジョブあしすとUMAサロン

9月23日に四国中央市警察署の方を講師にお迎えして、「交通安全教室~正しい交通ルールを学ぼう~」を行いました。

まずは車や自転車に乗っているときに必要な知識についての講義を受けました。最近の法律の改正や、視野の範囲、認知についてゲームを交えながら勉強しました。認識をしてから判断するまでに時間がかかることから、危険を予知して運転することが大事とおっしゃっていました。みなさんメモをとりながら、真剣にお話を聞いていました。

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お話しのあとは、外に出て実際に車とバイクを使って学びました。車の運転席に座って、死角を確認したり、近くに走るバイクが運転手に見えない位置を確認したりと、実際に見たことによって学びを深めることができました。

 

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最後には質問に答えて頂く時間も作って頂き、普段疑問に思っていることを質問していました。

今回分かっているつもりでも、普段の生活の中で忘れがちなことを改めて確認できる機会になりました。参加者のみなさんには学んだことを忘れず、安全に通勤してほしいと思います。

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 講演会「いきいき働く」をどう支えるか~障害を持つ人たちを支えるネットワークづくり~」

7月7日に四国中央市自立支援協議会就労支援部会とジョあしすとUMAが共催で、

「いきいき働く」をどう支えるか~障害を持つ人たちを支えるネットワークづくり~という講演会を行いました。

今回は講師に徳島県より重度障害者多数雇用事業所である、マルワ環境株式会社代表取締役の丸山氏をお招きしました。

丸山氏より障害者雇用を始めたきっかけや、取り組みについてお話しいただきました。また講演の後半にはマルワ環境で約20年働いている社員の方にも登壇いただき、丸山さんとの出会いや20年間の歩みについてのお話がありました。最後には社員の方からのメッセージもあり、参加者の皆さんへ訴えかけるものも多かったと思います。

その後は丸山さんが会長を務めている、障がい者雇用を支える徳島企業ネットワークの活動について、障碍者就業・生活支援センターわーくわくの佐野氏よりお話ししていただきました。障がい者雇用を支える徳島企業ネットワークでは、企業が障害者雇用を盛り立てていこうという考えのもとつくられたそうです。講演活動や「働こう交流会」と様々な活動をしているとのお話をしていただきました。

パネルディスカッションでは地元の就労移行、障害者就業・生活支援センター、ジョブコーチが登壇し、コーディネータをわーくわくの佐野氏、アドバイザーを丸山氏にお願いしました。パネラーよりそれぞれの事業所での取り組みを報告し、企業と福祉のずれや支援方法について話をしました。1日を通して障害者就労支援について考えるよい機会になったと思います。

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UMAサロン活動報告

更新が遅れていましたが、今年度に入って開催した、2回のUMAサロンの報告をしたいと思います。

 

まず1回目は4月29日にコーディネーターにあーささんをお招きし、『仕事や暮らしについて語り合いましょう』という内容で行いました。

あーささんには一昨年度からコーディネーター役をお願いしており、今年度も引き続きお願いしました。

まずは参加者の皆さんで自己紹介をしました。それぞれ好きなことや困ったことについても話してもらい、それに対してあーささんからコメントをもらうこともありました。

その後あーささんより発達障害についてお話がありました。

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お話のあとはみなさんで、ちょこっとちゃっとというカードを使ってお話をしました。それぞれカードを引いていき、そのカードに書いてあるお題について話していきました。みなさんの色々な考え方を知れてよかったという声が多かったです。

今年度はあーささんをお招きした交流会を定期的に行う予定です。次回は8月29日で「発達障害とポジティブに付き合う」というテーマで行います。

 

2回目は5月30日に伊予三島体育館にて、「健康体操~基礎体力づくり~」というテーマで行いました。講師は今回も一昨年度から引き続き、(公財)伊予三島体育協会さんにお願いしました。椅子やボールを使って行うストレッチを教えていただきました。簡単にできるものから、少しきついものもあり、体を動かすよい機会になったという感想をたくさんいただきました。その後は講師の先生にも参加していただき、座談会を行いました。運動やストレス解消法、リラクゼーション方法について話をしました。

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平成26年度第2回関係機関連絡会議

2月16日に平成26年度第2回障害者就業・生活支援事業 関係機関連絡会議を開催しました。

今回は愛媛県教育委員会や市内の一般高校の先生にも参加していただき、発達障害のある生徒の就労支援と連携をテーマに行いました。

まず現在教育委員会主導で行われている、愛媛県就労支援ネットワーク事業での取り組みについて、県教育委員会の方や、モデル校となっている川之江高校や新居浜特別支援学校からお話していただきました。また今治特別支援学校からも就労への移行と関係機関との連携についても紹介いただきました。

その後の意見交換では、一般高校における関係機関との連携について現状とこれからの展望などを話し合いました。

今回、初めて一般高校の先生と顔の見えるお付き合いができ、この四国中央市で、幼児期から成人期につながる途切れのない支援の道筋が見え始めた大きな一歩だったと思います。

この連絡会議をきっかけに、一般高校に通う発達障害のある生徒さんにとって有効な支援のネットワークを広げていけたらと思っています。

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第3回ジョブあしすとUMAサロン「ビジネスマナー講座~職場でのHOW TO~」

2月11日に第4回のUMAサロンを開催しました。

今回は講師に石井晴美さんをお迎えして、職場の飲み会でのマナーや、お茶の入れ方や出し方・名刺交換の仕方について実践を交えながら教えて頂きました。

職場での飲み会でのマナーでは、同僚に誘われた時の断り方や無礼講のとらえ方などを、マンガを使って、「あるある」風にわかりやすくお話いただきました。

その後、名刺交換、お茶出しは参加者同士で実体験、ちょっと照れつつも、ワイワイ盛り上がりました。

参加者の皆さんから、正しいお茶の出し方を知らなかったので勉強になったという声や、実際に動いてやってみることができたのでよかったという感想をいただきました。

今年度のサロンは今回で終了となりますが、またマナー講座に参加したいという声も上がったので、来年度以降のサロン企画の参考にしていきたいです。

 

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第3回ジョブあしすとUMAサロン「“働く”ことについて考えてみよう」

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

遅くなりましたが、昨年末に開催したサロンについて報告します。

12月23日に第3回のUMAサロンを開催しました。

今回はコーディネーターに、ADHD当事者であり、著書「めざせ!ポジティブADHD」や新居浜市発達支援センター等の巡回相談員などでご活躍のあーささんをお迎えして「“働く”ことについて考えてみよう」をテーマに、講演、座談会を企画しました。

話題提供者は、市内で現在就労中の当事者の方に仕事に就くまでの経緯や、どんな仕事をしているか、仕事で悩んだときのことなどを発表してもらいました。

初めて人前で自分のことを語る緊張の中、堂々とプレゼンテーションでき、大きな自信につながったと思います。

あーささんからは働いていた時の体験をもとに、工夫していたことや、必要なことについてお話してもらいました。ご自身の体験を踏まえたアドバイスがあり、参加者の皆さんからも参考になったとの声がありました。

その後の座談会では、あーささんや話題提供者への質問で盛り上がりました。就労中の方からは、仕事での悩みについての質問があり、就職を目指している方は、就職に向けたこと現在の悩みや不安なことなど、普段支援者も知らなかった面を垣間見ることもでき、ピアならではの自然な流れが生まれていました。

参加者の皆さんからはそれぞれの立場から意見を出し合うことができよかったとの意見や、今後このような当事者で集まる場がほしいとの意見もあり、続編を企てていきたいです。

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MWSを活用した就労アセスメント研修

10月17日~19日、霧の森にて「MWSを活用した就労アセスメント研修」に参加してきました。

埼玉県にあるNPO法人東松山障害者就労支援センターの若尾勝己さんを講師としてお招きし、就労アセスメントについての講義やMWSを使った演習を行いました。

MWSとは幕張版ワークサンプルというもので、OA作業、事務作業、実務作業に大別された13種類によって構成されています。

作業を通した疑似体験や職業上の課題を把握する評価ツールとしてだけでなく、作業遂行力の向上や作業スキルの補完手段の活用に向けた支援ツールとして使うことができます。

今回13種類の作業の中から、プラグタップ組み立て、ナプキン折り、ピッキングを受講者が教示役と対象者役に分かれて、実際に作業を行いました。

研修を通して作業スキルの面だけでなく、個々の認知、思考など情報処理の仕方や特徴などが影響し、スピードや品質、注意力など人によって異なる結果が見えて「全体像」でのアセスメントの視点の重要性を学ぶことが出来ました。

まずは支援者がアセスメントツール体験をし、十分理解しておかなければ正しい評価やツールの活用ができないことが分かったので、スタッフ同士で試行した上で、支援に活かしていきたいです。

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